産褥期精神病になった話 幻聴が出て大変だったわ～

おはようございます

マカロニです

いや～早くも夏の訪れを感じませんか？

毎年熱くなってくるこの時期に

思い出します

人生最大の暗黒期

産褥期精神病になったときのことを

早いものであの時から４年

今は再発することもなく

ひょうひょうと生きていますが

ふとした時に

あの頃の絶対的恐怖を思い出すことがあります

思い出したくない

でも子供の一番かわいかったあの時期

どうして産褥期精神病になったのか

どうやって回復したのか

もし同じ悩みや体験している方が

いらっしゃれば

私の経験があなたの

お役に立つことを祈って

それは2人目の子供が生まれて

１ヵ月弱たったある日

常に抱っこしていないと泣き止まない

息子を抱えて室内を徘徊していると

ピ　ポ　パと電話のダイヤル音が

頭の上で聞こえました

その時　私はなぜか

通報される！

と思ったのです

その後すぐにまた頭の上から

うるさい！！

と男の人の怒鳴り声が聞こえてきました

当時アパートに住んでいましたが

上に人は住んでいませんでした

そのことも知っているはずなのに

私は子供を泣かせているせいだ！

と家を飛び出し

近所を徘徊し始めました

でも電話のダイヤル音は

ずっと聞こえていたんです

当時、看護師として働いていました

（産休中）

精神科での経験もあったので

そこで自分をアセスメントしました

ああ、私はこの子が生まれてから

まともに睡眠がとれていない

授乳以外はずっと抱っこをして

徘徊し続けている

当然疲れもたまっているだろう

睡眠不足による幻聴たちだろうと

冷静に自信を分析し始めたのです

今の生活が落ち着いて

私も眠れるようになったら

この幻聴もおさまるだろうと

ただ幻聴の件はその後すぐに

夫にばれてしまうんですね

夫は当時

週末以外は出張で家にほとんど帰ってきませんでした

結婚してからずっとそんな生活で

私も慣れていました

（嫌でしたが余談になるのでこの部分は省きます）

週末も飲み会があるからと

ビジネスホテルに泊まったり

地元の集まりがあると

実家に帰ったりと

ほとんど家には帰ってきていませんでした

書いてて思い出し泣きそうになりました

いや、それだいぶよくないよ

子供2人生まれてワンオペかよ！

と思われる方もいらっしゃるでしょう

不快に思われる方もいらっしゃるでしょう

私も今の私なら

夫をひっぱたいていたかもしれません

でも当時の私は一人ですべて行うのが

当たり前だと思っていました

だって私には親がいないから

里帰りできる場所も頼れる親戚も

誰もいません

だから自分でするしかない

一人目はまだそれでなんとかなっていました

一人目を生んで生後3か月から

預けて働き始めました

生活費があまりもらえなかったのと

子供の将来の貯金がしたくて復帰しました

体力的にはきつかったですが

（一人目も抱っこじゃないと寝ない子だったので）

精神的には良かったと思います

仕事をしている時だけ

私は人間扱いしてもらえていた気がするし

子供と離れる時間を持て

気分転換にもなったからです

睡眠不足だったので

医療ミスにはめちゃくちゃ気を張りましたが

夫は基本いないので

もちろんすべて一人です

ママ友との会話で

旦那が子供をお風呂に入れてくれるの

という話をきいて

どれほどうらやましく思ったか

どれほど自分をみじめに感じたか

そして夫が家にいる休みの日

その日は幻聴がほんとにうるさくて

もう耳元で怒鳴り声が聞こえるレベル

さすがにイライラして

うるっさい！と大声で叫んでいました

夫も私の異変に気付き

どうしたのか聞いてきたので

睡眠不足で疲れてるから

幻聴が聞こえるけどその内

落ち着くだろうと説明したら

私が疲れているなら

実家にお世話になろうと言い出しました

夫の言い分はこうです

夫にはお姉さんがいます

以下義姉として話をすすめます

義姉には2人お子さんがいて

いずれも数か月実家に里帰りしていた

里帰り中　

義姉は授乳以外なにもせず

寝ていた

子供の世話は

夜泣き、だっこ、おふろ、

おむつ交換など

すべて夫や義母、義父で行っていた

なので実家に帰ったら

みんなで私をサポートして

回復も早いだろう

子供たちもじじばばと遊んでもらえて

うれしいだろうと

そんな夫の説得により

夫の実家にしばらく同居することに

なりましたが

そこからがわたしの暗黒期のはじまりでした

出産後のおかあさん

もし今コロナ自粛で外にも行きにくい

買い物も行きにくい

気分転換もできない

しんどいしんどいと

こどもが憎いときがあると

思ってしまうこともあると思います

遠慮せず外部に助けを求めてください

地域の保健師にも遠慮なく電話を

自分はあぶないのだと

周りに頼って利用しましょう

お金をつかって人を雇うのもありです

コロナで難しいことも

あるかもしれませんが

夜眠りたいなら

地域の一時保育も利用しましょう

子供と少し離れると

気分転換になりますよ

コロナで無理！なら

夫に遠慮せず

夜泣きも抱っこもしてもらって

どんどん休みましょう

もう寝ちゃいましょう

あなたを守ることは

子供を守ることにもなりますから

当時の自分に伝えたい

がんばらないで